『阿波志』は、徳島藩儒の佐野山陰(憲)が寛政4年(1792)に藩命を受けて編纂に着手し、文化12年(1815)に完成した藩撰地誌である。佐野は、自ら国内を調査したほか、各村・浦・町の役人に命じて、沿革や田畑、租税、戸口、寺社、古跡等多岐にわたる項目…
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